node.jsとnpmをインストールし、nでバージョン管理する

はじめに

node.jsとは、サーバーサイドでもjava scriptが動作する環境を作るもの。
npmとは、node.jsのパッケージ マネージャーです。

node.jsのパッケージとは、nodejsに予め用意されている便利な機能をまとめたもので、代表的なパッケージにはWEBアプリケーション開発の効率化に用いられる「Express」や、チャットサービス開発に使える「Socket.io」などがあります。Windowsではnode.jsをインストールすると自動でnpmもついてくるそうです。
n はnodeのバージョン管理に使うツールです。

node.jsで開発するつもりなんてない方、たとえばHTMLコーダーの方であっても、CSSのベンダープリフィクス(-webkit-、-ms-など)付与を自動化できるAutoPrefixerコードの圧縮に使うMinifyを使いたい、あるいはPugやScssでコードを作成・管理したい、となるとnode.jsが必要です。

何回やっても細かいところを忘れているので自分用の備忘録として残しておきます。

node.jsとnpmをインストール

//aptパッケージ一覧を最新版にしておく *必須
$sudo apt update
$sudo apt install nodejs npm -y

余談ですが、apt-get は現在非推奨らしいです。apt 〜を使いましょう(知らなかった)

npmでnをインストール

$npm install n -g

/usr/local/n にインストールされます。

nでnodeをインストール

nでnodeをインストール(最初にaptでインストールしたnodeとは別にインストールする)
apt経由のnodeの方が、バージョンが古いままだったり不具合が出やすいそうです。

$n stable  //安定版をインストール
$node -v     //バージョンを表示・確認
v12.18.2

n stableの代わりに $n latest とすると最新版がインストールされます。

パスを通す

ここで、「To Reset the command location hash either start a new shell, or execute “PATH=$PATH”」

というメッセージが表示される場合があります。されない場合もあります。

メッセージが表示された場合は、指示に従って

$ exec $SHELL -l
//再読込

または

$exec PATH=$PATH -i
//環境変数を設定

と実行してやります。

apt purgeでnodeを削除

現在nodeが2つ存在していることになるので、競合しないように最初のnodeとnpmを削除します。

$sudo apt purge nodejs npm -y

apt removeとapt purgeの違いですが、/etc/などにある設定ファイルを残すのがapt remove。
設定ファイルも含めて削除するのがapt purgeです。apt remove –purgeも同義です。

nodeの確認

*purgeは完了までに時間がかかる場合があります(私のPCが古いせいかも知れません)。

再びnodeのバージョンを表示し、先ほどと同じバージョンか確認しておきます。

$node -v
v12.18.2

nのバージョン管理

最初に書きましたが、nは複数のnodeを管理できるパッケージツールです。

nを使ったnode.jsの切り替えは至ってシンプルです。

$n

でバージョン選択画面になるので、矢印キーで好きな方を選べば切替可能です。

$n でバージョン切り替え

バージョンの確認・更新

$node -v

で現在のバージョンを表示。

$n --stable

で現在の安定版バージョンを表示。

$n --latest

で、現在の最新バージョンを表示。

$n stable(latest)

で安定版(最新版)への切り替えができます。

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